昭和女子大学は2023年度卒業生の実就職率が95.9 %となり、「2024年実就職率ランキング」で、全国の女子大学（ 卒業生1,000人以上 ）で1位を達成した。昭和女子大学は2011年から2022年の同ランキングにおいて12年連続で1位を獲得、2023年は3位だったが、2年ぶりにトップに返り咲いた。※大学通信調べ、7月25日発表。実就職率は就職者数÷（卒業者数－大学院進学者数）×100
昭和女子大学の2023年度卒業生（2023年9月卒を含む）は1,476人。実就職率は前年比1.3ポイント増と高い水準を維持した。上位のほとんどを工業系や国公立大学が占めるなか7位にランクインし、私立大学としては全国5位だった。
全体的に人手不足で企業が採用に積極姿勢を見せた2023年度は、学生にとっては「追い風」の環境下での就職活動になった。昭和女子大学では就職者の4割が総合職・準総合職で一般職は13％にとどまり、総合職志向がより鮮明になった。また、SE（システムエンジニア）が9％、それ以外の建築製図職や食品関係を含む「技術職」は13％、資格系専門職は15％と専門分野への就職傾向も強まっている。コロナ禍明けで旅行・航空業界の復調も見られ、大手400社の旅行・航空系企業は前年の2人から27人と大幅に増えた。
キャリア支援部長の伊藤純教授は「本学の卒業生は採用実績のある企業様から『業務を最後まで責任をもって遂行することができる』『組織やチームの中で協調することができる』といった項目で高い評価をいただいています。自分の人生にリーダーシップをとり、時代の変化に対応して成長し続ける人材、グローバルな視点を持ち、課題発見力・行動力としなやかな感性を持ち合わせて社会に貢献できる女性を、ステークホルダーの皆さまとともにこれからも輩出してまいります」とコメントしている。
＜昭和女子大学2023年度卒業生の学部別の実就職率＞
国際学部：95.2%
グローバルビジネス学部：95.7%
人間文化学部：94.5％
人間社会学部：96.7%
環境デザイン学部：94.5%
生活科学部：98.2%（現 食健康科学部）
