芝浦工業大学では、2025年度の一般入学者選抜において優秀な成績を収めた者のうち、一都六県以外のからの入学者について、1人あたり年間110万円を給付する「朝日に輝く奨学金」を整備する。これにより、採択者は実質国立大学並みの授業料負担となる。
芝浦工業大学は、全国各地のさまざまな社会課題を肌で感じている学生が集まり共に学ぶことで、多様な意見やアイデアが交わり、社会に出た卒業生たちが課題解決に導く技術や製品開発を創出していくものと考えている。しかし現状は在学生の8割以上を一都六県（茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県）出身者が占めている。その背景には近年の物価高騰などにより、受験生が首都圏に進学することへの経済的負担が大きいと考えられる。
そこで2025年度より、優秀な人材が経済的理由により首都圏への進学を諦めることなく実質国立大学並みの授業料負担で学修できるよう、奨学金制度「朝日に輝く奨学金」を整備した。
「朝日に輝く奨学金」の給付対象は「一般入学者選抜前期日程」および「大学入学共通テスト利用方式（前期）」の入学者選抜試験方式において優秀な成績で合格し、芝浦工業大学に入学する一都六県以外出身者。一都六県以外の合格者のうち成績上位300人を目途に、1人あたり年間110万円の奨学金を最大4年間給付する。対象者には合格発表時に個別に通知する。入学後、毎年度末の学修成績で奨学金の継続可否を判断する。
参考：【芝浦工業大学】一都六県以外からの入学者に向け授業料負担が実質国立大学並みとなる給付奨学金を整備～年間110万円を最大4年間給付～
