学校法人CoIU(岐阜県飛騨市)は、2026年4月に開学するコー・イノベーション大学の2026年入学生を対象とした奨学金制度を新たに公開する。

 コー・イノベーション大学は共創学部地域共創学科(入学定員120名)を置く4年制大学で、地域共創をテーマに岐阜県飛騨市を拠点に全国にサテライトキャンパスを展開する。教室で知識を一方的に学ぶのではなく、地域や社会の現場に身を置き、地域や企業、自治体など多様な人々と「共創」をしながら課題に向き合う教育を特徴とする。

 その理念に共感し、社会で挑戦したいという意欲を持つ人にできる限り公平に機会を届けるため、総合型選抜・学校推薦型選抜の2回目以降の受験料を0円、一般選抜は受験料を0円としている。

 この姿勢を入学後まで一貫させ、一般選抜試験の合格者全員を対象とする奨学金制度を設ける。

 また、「通う」のではなく「暮らしながら学ぶ」という教育方針に基づき、2026年度入学生を対象に、入学者全員が利用できる住宅・移動支援型の奨学金制度として、住宅支援奨学金および越境支援奨学金を新たに設ける。

 住宅支援奨学金(飛騨・高山)は、飛騨市または高山市の賃貸物件に居住するCoIU生を対象に、1年次のみ月額1万円を給付する。特定住宅支援奨学金(飛騨)は、大学が指定する住宅(上気多マンション〈仮称〉・2026年5月完成予定)に居住する学生を対象に、1年次のみ月額2万円を給付する。※住宅支援奨学金との併用は不可

 越境支援奨学金は、2年次以降にサテライトキャンパスへ学びの拠点を移す学生を対象とし、引越しなどに伴う交通費として1回あたり5万円、最大2回(計10万円)までを支援する。これにより、日本各地を舞台に学ぶCoIUのカリキュラムを経済面からも支える。

 これらの奨学金は地域で学ぶというCoIUの教育そのものを支えるための制度として設計された。これにより学生一人ひとりが経済的条件に左右されることなく地域と向き合い、他者と共に価値を生み出す学びに挑戦できる状態を目指す。

 さらに、学びの先に生まれる学生や関係人材の挑戦を支える仕組みとして、2025年10月1日に「Co-Innovation Fund」を設立した。

 Co-Innovation Fundはコー・イノベーション大学に関係する人材の起業や新規事業開発を支援することを目的に、株式会社メルカリ取締役会長の小泉文明氏や株式会社タイミー代表取締役の小川嶺氏をはじめとする起業家・経営者が出資者として参画。 このファンドは奨学金制度とは異なる枠組みで運営され、学生の学びの成果や関心が具体的な挑戦へと発展していく過程を後押しする。

 支援規模は、取組み初期の調査・開発・支援枠から事業化や成長フェーズに向けた投資枠まで、数万円から100万円~数千万円単位の支援も予定している。また、岐阜県飛騨市の共創施設を活用した交流の場づくりやピッチコンテストの開催も予定されており、学生・企業・地域が交わりながら共創を生み出し、地域経済の循環や雇用創出といった地域活性化に寄与する起業家の育成を目指す。

参考:【コー・イノベーション大学】地域共創の教育を支える奨学金制度を公開

コー・イノベーション大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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