2024年10月22日、第一工科大学(鹿児島県霧島市)は沖縄県立沖縄工業高等学校と沖縄県では初となる高大連携協定を締結した。

 第一工科大学は、1985年に設立された鹿児島県内唯一の私立理系大学。航空工学部に航空工学科(航空操縦学専攻、航空エンジニアリング)を、工学部に情報・AI・データサイエンス学科、機械システム工学科、環境エンジニアリング学科、建築デザイン学科の4学科を有する。工学部情報・AI・データサイエンス学科は東京上野キャンパス(台東区上野)にもキャンパスを持つ。2021年4月に、第一工業大学から第一工科大学へ名称を変更した。

 協定を締結した沖縄工業高等学校は、1902年に首里区徒弟学校として開校され、創立122周年を迎える歴史と伝統のある工業高校。運動系部活動の活躍や進路実績はもちろんのこと、「全日本ロボット相撲」「ジャパンマイコンカーラリー」「エコデンレース大会」での全国・九州大会への出場に加え、8月には「若年者ものづくり競技大会(メカトロニクス職)」で敢闘賞を受賞している。また、校訓に掲げる「誠実」・「勤勉」・「忍耐」の精神に則り、「知」・「徳」・「体」の調和のとれた創造性豊かな 人間形成と、平和で活力ある社会に貢献することのできる、心身共に健全な国際的視野に立つ工業・家庭 分野のスペシャリストの育成に取組んでいる。

 これらの沖縄工業高等学校の取り組みは、第一工科大学の建学の精神「個性の伸展による人生練磨」とも通じ、今後の更なる高大連携が期待される。

参考:【第一工科大学】沖縄工業高等学校と高大連携協定を締結いたしました

大学ジャーナルオンライン編集部

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