昭和女子大学では、2025年3月16日に行われた卒業式において7名の「ダブル・ディグリー・プログラム」参加学生が卒業、プログラムを修了（2大学の学位を取得）した。2024年度の修了者は、9月卒業の修了者と合わせて3大学で21名（上海交通大学5名、テンプル大学ジャパンキャンパス9名、淑明女子大学校7名）、2017年からの修了者は114名となった。また今回初めて、国際学部以外にビジネスデザイン学科の修了者が2名誕生した。
「ダブル・ディグリー・プログラム」は、昭和女子大学で2.5～3年間、海外の提携大学で2年間学び、2つの大学の学位を取得するプログラム。参加を希望する学生は、1年前期からプログラム用の授業を履修し、成績と語学力の基準を満たしたうえで、提携大学へ留学する。留学中の授業料は昭和女子大学の学納金から充当するなど経済的支援もあり、多くの学生がグローバルに学べる環境を提供している。
このプログラムでは、英語、韓国語、中国語などの外国語を使って、文化や歴史、社会、経済などの専門分野を、現地の学生と同じカリキュラムで学ぶ。高度な外国語運用能力はもちろん、多様な学生と協働学習することにより、国際的な現場で活躍するために必要な精神力や多文化コミュニケーション能力が鍛えられる。
＜ダブル・ディグリー・プログラム提携校と修了者実績（2025年3月現在）＞
・上海交通大学（中国）
プログラム開始年度：2014年度
修了者累積数：76名
・ソウル女子大学校（韓国）
プログラム開始年度：2017年度
修了者累積数：10名
・テンプル大学ジャパンキャンパス（アメリカ）
プログラム開始年度：2020年度
修了者累積数：18名
・淑明女子大学校（韓国）
プログラム開始年度：2021年度
修了者累積数：10名
修了者累積合計：114名
・クイーンズランド大学（オーストラリア）
プログラム開始年度：2023年度
提携校卒業2名、留学中1名
参考：【昭和女子大学】「ダブル・ディグリー・プログラム」2024年度修了者は3大学21名 ビジネスデザイン学科から初めて2名が修了
