麗澤大学大学院学校教育研究科・麗澤道徳教育学会は 小・中・高の現職の教員や退職した教員、教育行政関係者、大学教員、道徳教育の研究者を対象に2020年11月22日にオンラインセミナー「第1回道徳教育学セミナー」を、12月6日に 同セミナーの第2回を開催する。テーマは「道徳科の学習過程論」 。

 小学校では2018年度から、中学校では2019年度から「特別の教科道徳」が始まった。コロナによって人間の生き方・社会のあり方が問われている今、「特別の教科道徳」で教員と児童・生徒がともに人間の生き方・社会のあり方を考え、議論する意義は大きいと考える。

 そこで学校教育研究科では、日本で唯一の道徳教育学に特化した大学院として、「特別の教科道徳」の指導過程論・学習過程論を探究することを目的に「道徳教育学セミナー」を開催。セミナーでは、講師による道徳科の指導過程論・学習過程論について基調講演の後、学校教育研究科の修了生・在学生との質疑応答、参加者を交えての全体討議を行い、参加者と一緒に、令和の道徳教育について考え、議論する機会とする。

 講師には、日本道徳教育学会会長の永田繁雄教授や日本道徳教育方法学会会長の谷田増幸教授など、日本を代表する道徳教育学の専門家を招く。セミナーを通じて、受講者たちが、「特別の教科道徳」の指導過程論・学習過程論について日ごろ疑問に思っている点や悩んでいる点などを話し合い、解決していける場となることを期待している。

 「道徳教育学セミナー」は第1回 2020年11月22日(日)、第2回2020年12月6日(日)にオンラインで開催。参加費無料。専用フォームからの申込が必要となる。

参考:【麗澤大学大学院】道徳教育学セミナー開催のご案内

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