昭和女子大学光葉博物館は2026年1月22日(木)から、新春展「彩飾写本の美~大学図書館のファクシミリ本~」を開催する。人間文化学部 歴史文化学科の学生プロジェクト「ファクシミリ版彩飾写本展示プロジェクト」が企画したもので、昭和女子大学の図書館が所蔵するファクシミリ版の彩飾写本を展示する。

 中世ヨーロッパにおいて手で筆写・彩飾された写本は「一点もの」ゆえに、日本国内で実物を目にする機会はほとんどない。「ファクシミリ本」とは写本を精巧に再現した彩飾写本のことで、歴史的に価値のある書籍などを内容だけでなくオリジナルの大きさや色、質感などをできるだけ忠実に再現している。

 昭和女子大学では歴史文化学科の学生たちが主体となって「ファクシミリ版彩飾写本展示プロジェクト」に取り組み、昭和女子大学図書館が所蔵するファクシミリ版のコレクションを活用して写本の歴史や美術的側面を深く学ぶとともに、その成果を社会に還元するため、展示の企画・準備という博物館学的な実践に取り組んでいる。これまで図書館所蔵のファクシミリ版写本、そして写本制作に使われた画材を紹介すべく、西洋美術史の視点から展示の準備活動を行ってきた。

 今回の展示では、特殊な素材と印刷技術による精巧な複製であるファクシミリ版を通して、オリジナル写本の大きさ、紙の質感、魅力的な文字や彩飾にいたるまで見ることができる。また、スマートフォン等のデバイスを持参すると動画解説も視聴できる。

<新春展 彩飾写本の美~大学図書館のファクシミリ本~>
会期:2026年1月22日(木)~ 2月6日(金)10:00~17:00 ※休館日:土日・2月4日(水)
会場:昭和女子大学7号館1階 光葉博物館 (東京都世田谷区太子堂1-7-57)
入館料:無料
主な展示物:
『ケルズの書』 1冊(原本:800年代、ファクシミリ版:1990年代)
『ベリー公のいとも美しき時祷書』ランブール兄弟作 1冊(原本:1405-1408/1409年、ファクシミリ版:2003年)
『アレクサンデル6世のミサ典礼書』アントニオ・ダ・モンツァほか作 1冊(原本:1492-1494年、ファクシミリ版:1987年)

参考:【昭和女子大学】学生プロジェクトが企画!新春展「彩飾写本の美~大学図書館のファクシミリ本~」昭和女子大学光葉博物館 新春展 1/22~2/6開催

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