佐野日本大学短期大学(栃木県佐野市)を運営する学校法人佐野日本大学学園は理事会を開き、総合キャリア教育学科の介護福祉士フィールドについて2027年度以降の学生募集を停止することを決めた。介護福祉士を目指す若者の減少で定員に満たない状況にあった。

 佐野日本大学短期大学によると、介護福祉士フィールドは入学定員40人。1998年に社会福祉学科として開設されて以来、栃木県の介護施設などで働く人材を育成してきたが、近年は志願者が減っていた。

 佐野日本大学短期大学は1990年、佐野市より短期大学設置について要請を受け佐野女子短期大学として開学。1996年に男女共学化して佐野国際情報短期大学に名称を改めた。2002年に佐野短期大学に名称変更したのち、2017年から日本大学付属の短期大学として現名称に変更している。

 かつては英米語学科、経営情報科、社会福祉学科を置いていたが、現在は入学定員300人の総合キャリア教育学科に再編、その下に介護福祉士や保育士、栄養士などの養成フィールドを配置している。

 佐野日本大学学園の長谷川弘理事長、佐野日本大学短期大学の小山裕三学長は大学ホームページで「介護人材育成の重要性は認識しているが、志願者の減少で苦渋の決断に至った」と説明した。

 今回の募集停止により、栃木県内で介護福祉士を養成する大学は宇都宮短期大学(宇都宮市)と国際医療福祉大学(大田原市)の2校となる。

参考:【佐野日本大学短期大学】介護福祉士フィールド学生募集停止のお知らせ

佐野日本大学短期大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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