岡山大学は2027年度入学生から授業料を値上げする。学部と大学院の日本人学生は20%増だが、留学生は2.5倍の大幅増になる。成績優秀な博士課程の留学生には授業料増額分を免除するほか、国際サポート課を設けて留学生の支援に力を入れる。

 岡山大学によると、授業料は日本人学生が現在の53万5,800円を64万2,960円に引き上げる。学部学生は2027年度入学生からだが、修士、博士前期、専門職学位課程は2031年度入学生からとなる。博士後期課程と法務研究科の専門職学位課程は据え置く。留学生は全課程で2027年度から現在の53万5,800円を133万9,500円に引き上げる。

 留学生の値上げ幅が大きいことに対し、博士課程留学生の成績優秀者を100人規模で授業料増額分免除とするほか、グローバル・ディスカバリー・プログラム(学部英語学位プログラム)の成績優秀者に日本人学生と同額まで授業料を引き下げ、上位優秀者に授業料の全額免除や奨学金交付を実施する。

 岡山大学は授業料値上げについて教育研究評議会や経営協議会、役員会で議論を繰り返し、最終決定した。2025年に発表した岡山大学研究大学宣言に基づき、世界に伍して地域の中核となる大学へ進化するため、値上げで得られた財源を教育研究環境の改善、国際化の推進に充てる方針で、優秀で意欲を持つ学生が修学の機会を失わないよう支援措置を設けた。

参考:【岡山大学】「2027年度入学生からの授業料適正化」の方針について(PDF)

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