昭和女子大学管理栄養学科の星玲奈専任講師とそのゼミ生及び有志学生15人は、食育イベントが子どもに与える影響を調査するため、2024年8月6日(火)、未就学児~小学校低学年20人を対象に食育イベント『夏野菜でおいしく自由研究』を開催する。

 食育とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むこと。星ゼミでは、子どもを対象とした食育活動を通じて、食育体験が子どもの食べ物や料理への意欲・関心の向上につながるか、また、1回の食育イベントが子どもに与える変化を調査・研究している。

 星ゼミが2024年3月に1回目の調査として食育イベントを実施したところ、「イベントの前後で子ども達の食への興味が向上した」「手伝いに積極的になった」という結果が得られた。2回目となる8月6日の『夏野菜でおいしく自由研究』では、学生が作成したワークブックを使用し、旬の夏野菜の栄養価や味覚、断面の観察を行い、その後簡単な調理を親子で体験する。イベント1か月後にアンケートを実施し、約20項目の質問で体験の影響を追跡調査する。また、2025年2〜3月に3回目の調査を計画している。

 なお、学生が作成したワークブックは、昭和女子大学附属昭和小学校、昭和こども園希望者、近隣の子ども食堂に配布するほか、8月6日以降管理栄養学科ホームページからダウンロードが可能。

参考:【昭和女子大学】昭和女子大学 管理栄養学科 子どもの食育による変化を学生が調査 - 食育イベント8/6開催

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