2025年11月20日、学校法人佛教教育学園は京都華頂大学・華頂短期大学(京都市東山区)の2027年以降の学生募集停止を発表した。
華頂短期大学は1953年、女子の高等教育への進学意欲の高まりに応えて旧華頂学園(現・佛教教育学園)の短期高等教育機関として設置された。以来70年以上にわたり地域社会と歩み、2011年に華頂短期大学の一部を改組して京都華頂大学が設置された。
両大学は仏教精神を基盤とした女子教育を通じて教育・保育・福祉などの分野で活躍する約3万2千人を超える卒業生を輩出してきた。現在は2024年4月に設置した現代生活学部(こども生活学科・生活情報学科・食物栄養学科)と、2025年4月に設置した日本文化学部(日本文化学科)の2学部4学科を置いている。
しかし近年は定員を下回る入学者が数年続き、新学部・新学科の設置など様々な方策を講じたが、持続的な運営を見通すことが困難となり、2027年度から学生募集を停止するに至った。
今後は在学生が卒業するまで十分な教育研究環境の提供を継続するとともに、保護者と緊密に連携しつつ学生生活の支援、就職活動や進路確保に向けた指導体制を維持する。なお、華頂女子高等学校および華頂短期大学附属幼稚園は学生募集停止の対象外であり、引き続き教育活動を継続する。
2025年4月時点で、京都府の女子大学は6校。うち京都華頂大学は2027年度より、京都ノートルダム女子大学は2026年度より募集停止、京都光華女子大学は2026年度より共学化する。京都府で女子大学として継続するのは、2025年7月に「女子大学宣言」を行った京都女子大学の他、同志社女子大学と平安女学院大学の3校になる。
