2028年4月から、東京都立大学は国際系新学部「共創学部」を設置する構想を発表した。出願条件に総合型・学校推薦型はCEFR※B2以上、一般選抜は※B1以上を想定しており、すべての講義を英語で行い、文理の枠にとらわれない教育課程を編成するのが特徴。地域社会、国際政治、開発経済、都市科学、生態保全の5専門分野を設ける。
東京都立大学によると、開設場所は京王相模原線「南大沢」駅徒歩約5分の南大沢キャンパス。入学定員75人で、うち25人程度を海外からの留学生で構成する。4月入学だけでなく、10月入学も行う予定。日本人学生は海外留学に対応できる語学教育をしたうえで、1年間の海外留学を実施する。留学については経済支援制度を設ける。各学生の履修状況に応じ、中学・高校レベルの数学を再履修して大学教育につなげる数学リメディアル教育も予定している。教養科目では、哲学、倫理学、歴史観、現代社会の課題など幅広く学ぶ。
入試は前期、後期の一般選抜に加え、学校推薦型選抜や総合型選抜、特別選抜を実施する。一般選抜については、前期日程では英語の小論文、後期日程は英語での面接(口頭試問含む)を実施する。どちらも共通テスト受験と外部英語検定試験のスコア提出が必要。CEFRはB1以上を想定。学校推薦型選抜、総合型選抜の場合は、CEFRはB2以上を想定し、英語での面接や小論文を実施する予定。なお、スコアは変更する可能性がある。私費外国人留学生を想定した特別選抜はオンラインで実施する。
また、東京都立大学は2027年度から既存の各学科において英語で専門課程を学べる英語学位プログラム「TMU Global Leaders for Innovation Programs(略称:T-GLIPs)」を導入する。都市環境学部の4学科を皮切りに他の学部へ順次拡大し、全学部の国際化を進める計画。
※CEFR(セファール)は、外国語学習の習熟度を測る国際基準規格でA1~C2まで6段階ある。B1は英検ではおおむね2級-準1級程度、B2は準1級-1級程度とされている。
参考:【東京都立大学】国際系新学部「共創学部」を2028年4月に開設 英語名:Faculty of Global Innovation and Development(PDF)
