京都・宇治市で、幼稚園から大学院まで関わる総合学園を開学し、2024年に120周年を迎えた京都文教学園。自他共に幸せを感じられる、ともいき(共生)社会の実現に向け、価値を創造できる「ともいき人材」の育成を目指す同大学では、“地域まるごと「ともいきキャンパス」”をコンセプトに、地域連携を意識した教育を行っている。地域の自治体、企業と連携しながら、教育・研究・社会貢献につなげている同大学が今、力を入れているのが「高大教育連携」だ。今回はその全貌について、高大教育連携事業担当の入学センター 高大連携オフィス、アドミッションオフィスの皆様にお話をうかがった。

現場主義×共生(ともいき)を軸にした京都文教大学の教育理念
京都文教大学は、開学以来、「ともいき(共生)」の理念のもと、「現場実践」「地域連携」を軸に教育・研究・社会貢献の分野で事業を展開してきた。2007年には学生が自主的に地域のパートナーと共同して地域課題を解決する「地域連携学生プロジェクト」がスタート。大学内にフィールドリサーチオフィスを設置し、15年で延べ100団体を超える地域企業・自治体・商店街と連携し活動を行ってきた。また、研究分野では住民参画型、産官学協働型の地域志向協働研究「ともいき研究」を2014年より実施。既に1377人の地域パートナーと234件の共同研究をしてきた実績があるという。
高校の探究学習カリキュラムの設計から授業運営まで
京都文教大学が総合的に支援する「高大教育連携」の拡大
「大学内で行っていた地域連携の知見を活かし、高校での探究学習カリキュラムの設計から授業運営まで伴走する支援を展開しています。探究導入期は「探究学習の進め方が分からない」というご相談を高校の先生から多くいただいていましたが、昨今は「探究学習をキャリア教育や進路指導につなげたい」「生徒の主体性を引き出す教師の関わり方を知りたい」など、より高度で具体的な相談内容へと変化が見られ、探究学習の浸透や課題感の変遷を実感しています。
近年では、通信制高校との連携も拡大しており、授業や課外活動での取組を拡大しています。」
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