学校法人河合塾と株式会社リクルートマーケティングパートナーズは、高校1、2年生向けのテストを共同で開発し、2018年度から高等学校に提供することになった。背景には、大学入試改革を控え、高等学校の教師たちから「生徒の希望進路をかなえるために教科指導をより強化したい」という要望があるという。

 新たに開発するテストは、基礎学力の定着度を正確に測定して偏差値等の提供を行う試験と、その結果をもとに効果的な復習ができる仕組みを取り入れたもの。テストの開発にあたり、河合塾がテスト問題と学び直しの問題の作成を担当。リクルートマーケティングパートナーズが、テストの販売も含めた運用全体と学び直しのプラットフォーム「スタディサプリ※」の提供を担当する。

 新テストは2018年度から導入され、高校1年生に対し年3回の実施を予定。2017年9月以降にその詳細を高等学校に案内する。

※スタディサプリは 、リクルートマーケティングパートナーズが運営する、小・中・高校生向けのオンライン学習サービス。

大学ジャーナルオンライン編集部

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