千葉大学とイオン株式会社は、世界で活躍できるグローバル人材の養成と、産学連携に基づく地方創生事業の活性化を目指し、2018年3月14日に包括的連携協定を締結、締結式を行う。

 イオン株式会社と千葉大学は、ともに千葉を重要な拠点としている。そこで、今回の協定によって、千葉の商業・観光などの地域経済の振興、医療・看護などを通した地域の健康支援、地域の環境保全など、広く地域社会の活力の維持と地方創生に関わる課題を協力し、解決を目指していく。

 締結式が行われた後は、千葉大学西千葉キャンパスけやき会館1階大ホールで、記念シンポジウム「 アジア・ユーラシアから考える 国際化・地方創生・人材養成-大学からの発信-」が開催される。アジア・ユーラシア世界を照準とした「国際化」と、千葉県域の「地方創生」を視野に収め、両者を架橋していくことのできる人材の養成と、こうした人材養成を実現できる大学・大学院などの教育改革について考える。開催時間は、14時~16時15分。参加費無料、申込不要。

 今後も、千葉大学とイオン株式会社は、世界に視野を拡げグローバルに思考し、同時に地域の課題解決に貢献できる人材養成に向けて協力していく考え。

千葉大学

次世代を切り拓く人材を育成。世界に輝く未来志向型総合大学へ

千葉大学は、10学部と7研究科・学府、多数の附属施設のもと専門的な知識や技能及び高い課題解決能力とともに、高い知性や倫理観と豊かな人間性を備え、学際的な視点で国際的に活躍できる人材の育成をめざしています。その基盤となる教養教育の充実と教育活動の国際化を積極的に[…]

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