広島大学が代表機関を務める「未来を拓く地方協奏プラットフォーム(HIRAKU)」は、博士課程後期学生が3分間の限られた時間内で自分の研究ビジョンや魅力を説明するスピーチ大会「未来博士3分間コンペティション2023」を開催する。

 広島大学によると、この大会は若手研究者の活躍や更なる成長を地域社会全体で応援する「未来を拓く地方協奏プラットフォーム(HIRAKU)」事業の一環として、博士課程後期学生のコミュニケーション力、アピール力の向上と博士人材や博士の研究に対する社会の理解を深める目的で2015年から毎年開いている。

 募集対象は国内の大学に在籍する博士課程後期学生で、専門分野を問わない。日本語と英語の2部門があり、ともに動画審査とファイナル・ステージのプレゼンテーション審査で表彰者を決める。応募希望者は8月16日(水)17時までにエントリーを済ませて8月31日(木)17時までに動画投稿を行う必要がある。

 有識者らで構成する審査員会で審査し、9月下旬にファイナリストを決定。ファイナル・ステージ(プレゼンテーション審査)を11月11日(土)13時より、広島県東広島市の東広島芸術文化ホール「くらら」で開催する。日本語と英語の2部門とも1人ずつ最優秀賞、優秀賞、オーディエンス賞を選ぶ。最優秀賞には賞状と奨学金30万円、副賞、優秀賞には賞状と奨学金15万円、副賞、オーディエンス賞には賞状と奨学金8万円、副賞が贈られる。ほかに、動画投稿者の中から複数に特別協賛企業から動画賞が授与される。

参考:【広島大学】未来博士3分間コンペティション2023挑戦者を募集します

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