2025年4月に開設された通信制のZEN大学は、統計学の基礎と応用を探求し、データ解析の新たな枠組みを創出する研究所「統計論ラボ」(通称:PhiMAS/フィーマス)を開設した。所長は元統計数理研究所教授でZEN大学客員教授の伊庭幸人氏(2026年4月着任予定)。副所長はZEN大学知能情報社会学部の大塚淳教授が務める。
統計論ラボでは、AIやビッグデータの論理的基盤となる統計学に注目が集まる現代において、「統計学における哲学的課題」「現代統計学の数理」「データ解析の実践」の3領域を統合的に探究することで、統計教育および産業に貢献することを目指す。
既存の統計学が見落としがちな哲学的な課題と現代統計学の数理、データ解析の実践を統合した広い視野で研究を進めるほか、民間企業との共同研究を通じて統計教育を再構築し、実践する。さらに、研究会や公開講座、シンポジウムを開催し、知の拠点として積極的に情報発信する。
1月28日に歌舞伎座タワーセミナールーム(東京都中央区)で開所記念講演会を開き、伊庭所長が「頻度論的統計学の仕組みを見直す」、大塚副所長が「統計哲学の課題と展望」と題して講演した。講義や対談などの情報発信は4月開始を予定している。
参考:【ZEN大学】統計学を「哲学」する。ZEN大学、伊庭幸人客員教授を所長に迎えた新研究所「PhiMAS」始動~数理・哲学・実践の融合で新たな「知の枠組み」を構築~
