長岡技術科学大学は東日本高速道路新潟支社と高速道路の建設や維持管理、防災、減災に関する連携協定を結んだ。学術研究や人材育成、地域貢献など多様な分野で相互に協力し、安心安全な地域社会の実現を図る。

 長岡技術科学大学によると、協定の締結式は新潟県長岡市上富岡町の長岡技術科学大学であり、長岡技術科学大学の鎌戸重晴学長と東日本高速道路新潟支社の水口和之支社長が協定書に署名した。

 協定の内容は学術研究、地域貢献、SDGs(持続可能な開発目標)、教育および人材育成など。東日本高速道路新潟支社は2020年末に関越道で発生した豪雪による大規模滞留など災害対策、構造物の老朽化などが課題になっている。長岡技術科学大学に地域防災研究センターが設立されたのを機に、これらの課題解決に向けてより実践的な連携を進めようと、連携協定を結ぶことにした。

 水口支社長は「連携協定に基づき、互いの持つリソースを有効に融合させ、地域と高速道路の安全、安心に向けた研究を進めていきたい」とのコメントを発表している。

参考:【長岡技術科学大学】NEXCO東日本新潟支社と高速道路における道路建設・維持管理及び防災・減災に関する連携協定を締結しました。
【東日本高速道路新潟支社】国立大学法人長岡技術科学大学とNEXCO東日本新潟支社との 『高速道路における道路建設・維持管理及び防災・減災に関する 連携協定』の締結について(PDF)

長岡技術科学大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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