Duolingo, Inc.(本社所在地:米ピッツバーグ州)は、英語能力認定試験「Duolingo English Test」における新たな不正対策として「Ear Scan(耳のスキャン)」を導入した。

 「Ear Scan」はスマートフォンのカメラを使って左右それぞれの耳を少し離れた位置と近づけた位置の両方でスキャンし、 耳の中にイヤホンや音声を聞き取るための補助機器などが装着されていないかを確認する仕組み。

 全ての受験者は試験開始前に両耳のスキャンを必須とし、機械学習とスマートフォンに搭載されたセンサーを組み合わせた独自技術によって不正デバイスの使用を検知する。 特定の端末に依存しない設計のため、受験者が使用するあらゆるスマートフォンで、公平かつ高い試験セキュリティを実現する。

 Duolingoはオンライン形式の英語能力試験を提供するにあたって、高い信頼性を実現するため、これまでAIと人による二重の監督体制、受験者の回答に応じて出題が変化するアダプティブ形式試験の採用、生体認証などを活用した厳格な本人確認プロセス、受験環境全体をチェックするテスト環境の監視など複数の仕組みを組み合わせたセキュリティ対策を行ってきた。

 しかしデバイスの小型化・高性能化が進むにつれ不正受験の手口も高度化・巧妙化していることから、「Ear Scan」の導入を決めた。今後も、公平、正確、安全な英語能力評価の提供を通じて、学習者がより多くの機会にアクセスできる社会の実現を目指す。

 2025年11月12日に行われた、文部科学省の大学入学者選抜協議会「大学入学者選抜における総合的な英語力評価を推進するためのワーキンググループ(第5回)」では、各試験団体における不正対策の状況について話し合われていた。

参考:【PR TIMES】Duolingo English Test、不正受験対策として新たに「Ear Scan(耳のスキャン)」を導入
【文部科学省】大学入学者選抜における総合的な英語力評価を推進するためのワーキンググループ(第5回)配付資料

大学ジャーナルオンライン編集部

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