株式会社キャリタスは、2026年春に大学または大学院を卒業した学生の就労意識について、キャリタス就活2026学生モニターのうち、大学卒業後の就職先が決定している者(理系は修士課程を含む)を対象に、卒業を控えた2026年2月17日~3月3日に調査した。回答人数は870人(文系男子178人、文系女子398人、理系男子178人、理系女子116人)。

 調査によると、「入社企業でどのくらいの期間働くつもりなのか」については、男女とも「定年まで働きたい」が最も多く、男子で50.6%、女子で45.3%。次いで、男女とも「5年くらい」「10年くらい」と続いた。新卒で入社した企業である程度の経験を積みたいと考えていることがわかる。

 定年まで勤めないだろうと回答した人に退職理由を予想してもらったところ、男女とも「転職」が最も多く、男子は約8割(85.6%)、女子は7割(70.5%)。女子で「結婚」を選択した人は約6%と少数だが、「出産・育児」は1割を超える(13.5%)。とりわけ総合職以外の人の中で、出産を機に退社を考えている層が少なくない(20.5%)。

 将来のライププランについて聞くと、希望する世帯スタイルは「二人とも働く(共働き世帯)」が最も多く、男子の7割超、女子は8割以上を占める(男子75.8%、女子81.3%)。「夫が働き、妻は家庭にいる(専業主婦世帯)」を希望する人は、男子の13.2%、女子の7.4%と限られ、また、「家庭を持ちたくない」は、男女ともに1割が選んだ。

 女子のデータを経年で見ると、希望する世帯スタイルは少しずつ変化しており、この項目を初めて調査した2016年卒者では、「専業主婦世帯」を希望する女子学生は2割近く(17.8%)いたが、2026年卒者は7.4%と10ポイント以上少ない。また、「共働き世帯」希望者が初めて8割を超えた(81.3%)。

 将来子どもを持つことについては、「子供を持ちたい」人は、男子63.4%、女子53.3%で、男子の方が女子よりも高い。子どもができた場合の育児休業について、自身が「取得したい」は、女子87.2%、男子66.2%。「どちらかといえば取得したい」を合わせると、男女ともに取得希望者はそれぞれ9割を優に超える。配偶者の取得については「取得してもらいたい」は、男子で82.5%、女子で65.0%。パートナーに育休取得を望む割合は高い。多くの学生が夫婦が協力して子育てすることを理想と考え、男女関係なく育児休業を取得できる環境を求めていることが読み取れる。

参考:【株式会社キャリタス】キャリアプラン・ライフプランに関する調査‐2026年卒調査‐(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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