株式会社スタディカルテ(東京都千代田区)は、文部科学省による「2月1日ルール」の厳格化により、2027年度入試では私立大学医学部の一般選抜の日程が2月上旬に極端に集中しているとして、同社サイト内で7月7日時点の入試カレンダーを公表した。
これまでの私立大学医学部の一般選抜の日程は、1次試験を1月に実施する大学と2月に実施する大学が分散しており、併願しやすい状況にあった。しかし、2027年度は1月実施の大学が大幅に減少し、2月初旬の試験日程が極端に過密となった。特に偏差値帯や受験者層が近い中堅校の入試が同じ日に集中することになっている。
同社の「スタディカルテラボ」では、2027年度入試の日程と出願戦略について分析を行っている。その分析によると、試験日程の重なりにより志願者数にも大きな影響が出ると予測されている。ほかの大学と試験日が重ならない大学には志願者が集中しやすい一方、多くの大学で試験日が重複しても「本命と考えている志望度の高い受験者」が中心になるケースもあり、「合格しやすくなる」とは限らない。また、試験日が重複する大学の組み合わせによって影響の大きさが異なるとしている。