2020年の文部科学省による大学入試制度改革に向けた、AO入試・推薦入試受験生、保護者のための新しい合格指南書「AO入試の赤本〈2020年教育改革で変わる大学入試〉」が2017年1月17日エール出版社から出版された。

 文部科学省は、2020年に大学入試制度の変更を行う教育改革「入試制度改革」を実施するとしており、それにともない大学受験対策もこれまで通りでは太刀打ちできなくなる。出版された「AO入試の赤本」は、AO入試を目指す受験生と保護者のための入門書で、著者は、NHK Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」などにも出演し、AO・推薦入試専門塾「KOSSUN教育ラボ」の代表を務める小杉樹彦氏。

 これまで2,000人以上の受験生を第一志望校に導いてきた著者が、「AO入試の正体」や志望理由書は書き方より考え方が重要であること、大学入試面接の当たり前などを解説。AO入試を受験する前の「最初の一冊」として、新しい入試に対する基本的な考え方を身に付けることができるという。また、最終章(第7章)には、横浜国立大学の現役大学教授との特別対談が掲載されている。本書は、全国の書店、Amazonで購入できる。価格は1,620円。

大学ジャーナルオンライン編集部

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