昭和女子大学は、2022年度から全学部生に対し、「データサイエンス副専攻プログラム」を導入する。2021年度一般教養に開設したデータサイエンス科目群の体系的な学修の推進と、学生の履修を促すことが目的。条件を満たした学生に対し「昭和女子大学データサイエンス認定証」を授与する。

 昭和女子大学は、一般教養、外国語、教職科目を開設している総合教育センターを2022年度から「全学共通教育センター」に改称し、新たに「数理データサイエンス」セクションを配置する。これにより、文理融合教育、数理教育を推進し、昭和女子大学が目指す人材育成の基幹となる全学共通プログラムの開発と実践を促進させる。

 全学共通教育センターの改組に伴い、特に強化するのが、2021年度に一般教養に開設したデータサイエンス科目群で、2022年度から副専攻プログラムとして、「データサイエンス・コア」、数学と統計学からなる「数理系科目群」、社会学や経済学・エネルギー資源などを取り扱う「社会科学科目群」を体系的に構築した。合わせて、データサイエンスに関連する学科の専門科目も対象に科目群を拡大していく。

 条件を満たした学生には「昭和女子大学データサイエンス認定証」を授与することで、学生が認定証を目標に学修し、自身の専門分野とデータサイエンスを結び付ける相乗効果が期待できる。

参考:【昭和女子大学】全学部生に文理融合・数理教育を推進 データサイエンス副専攻プログラムを導入

昭和女子大学

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