拓殖大学は、2017年8月8日、大規模災害発生の際、警察活動に従事する警察官の食事補給(後方支援)のための学生ボランティア派遣について、警視庁高尾警察署と「災害ボランティアに関する覚書」を結んだ。

 今回の「災害ボランティアに関する覚書」の締結は、大規模災害発生時に警察官が救出救命活動などに専念できるよう、学生ボランティアが高尾警察署内において署員の食事の補給を手伝うというもので、 警察署内における後方支援ボランティアは高尾警察署初の試みとなる。

 高尾署の加島秀幸署長は「後方支援のボランティアによって、 ひとりでも多くの署員が救出救命活動等にあたることができるので期待しています」と学生ボランティアに期待を寄せた。

 拓殖大学では、これまで、八王子花火大会に語学ボランティアを派遣し、通行人の安全を守るための外国語アナウンスを行うなど、高尾署との連携を行っており、これからも更なる連携強化を目指して行きたいと話している。

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拓殖大学は、世界各地で活躍する「国際大学」のパイオニアとして大きな足跡を残してきました。校歌にも謳われる「人種の色と地の境 我が立つ前に差別なし」。アジアへ世界へと羽ばたき、社会へ貢献できる真の国際人を育成しています。現在、文系4学部、理系1学部の5学部を擁し[…]

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