新潟大学は新潟市、開志専門職大学とマンガ、アニメで連携協定を結んだ。新潟大学はアニメの絵コンテ、セル画などをデジタル化し、資料として整備分析しているが、マンガ・アニメを活用した街づくりを進める新潟市、国際的クリエイターを養成する開志専門職大学と協働することでマンガ・アニメ研究の世界的拠点を目指す。

 新潟大学によると、協定の締結式は新潟市役所であり、新潟大学の牛木辰男学長、新潟市の中原八一市長、開志専門職大学の北畑隆生学長が協定書を交わした。

 新潟大学は2016年、アニメ・アーカイブ研究センターを発足させ、アニメ演出家渡部英雄氏から管理と保存を任された1970年代から90年代のアニメ中間素材「渡部コレクション」と、ガイナックス社から委託された劇場アニメ『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の中間素材をアーカイブ化・デジタル化して整理分析している。

 新潟市はマンガ都市としての魅力を高め、全国にアピールすることで、アニメ・マンガ関連産業の持続的発展を支援し、市の活性化を図る「マンガ・アニメを活用した街づくり構想」を2011年に策定している。

参考:【新潟大学】本学は新潟市、開志専門職大学とマンガ・アニメに関する連携協定を締結しました

大学ジャーナルオンライン編集部

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