キーエンス財団は2026年4月に新1年生になる学生向け給付型奨学金の支給額を月2万円増額するとともに、新2、3、4年生向け給付型奨学金の募集人員を大幅増加させることを決めた。学業を取り巻く状況が依然として厳しく、学生がやりたいことをためらう状況が続いていると判断したためで、支援の質、機会の双方を高め、学生を支える。
キーエンス財団によると、新1年生対象の奨学金は従来、月額10万円の4年間計480万円だったが、月額12万円の4年間計576万円に改める。募集人員もこれまでの700人程度を1,500人程度に倍増する。前年度に約3,500人を採用した新2、3、4年生対象の奨学金は、1,200人程度の募集人員を5,000人程度に増やす。一括30万円の給付額に変更はない。
応募受付は2月2日(月)から。これまで通り4年制大学の学部学科に所属する学生であれば、文系・理系を問わず、世帯の所得制限もない。詳細は財団ホームページで確認のこと。
2027年3月卒業予定の学生に向けた奨学金は6月ごろ、募集の概要を公表する。日本学生支援機構への返還額の50%をキーエンス財団が一括返済する内容で、募集人員の200人程度に変更はない見込み。
<新1年生対象>
応募方法:財団ホームページからの直接応募(高校や大学を通さず学生自身が応募)
給付金額:大学1年生からの4年間月額12万円(4年間の総給付額は576万円)
募集対象:日本国内の4年制大学に2026年4月に入学する新1年生(文系・理系は問わない)
募集人数:1500名程度(2026年4月 大学入学予定者)
選考方法:財団の選考委員会が学業成績、経済的な状況、小論文等を基に総合的に選考
他の奨学金との併用:貸与型奨学金は併用可、返済不要の給付型奨学金は併用不可(ただし海外留学支援の奨学金は併用可)、授業料等減免制度は併用可