2026年4月20日、南九州大学(宮崎県宮崎市)の都城キャンパス(同県都城市)で、都城市立あやめ野中学校が開設される。不登校の生徒を支援するための中学校で、大学キャンパス内への公立中学校設置は全国で初めて。
南九州大学によると、あやめ野中学校は文部科学省の指定を受け、不登校の生徒の実態に配慮した特別な教育課程を編成する宮崎県内3校目となる学びの多様化学校で、授業時間数や学習内容、学校生活の様式を柔軟に設定できる。20日に現地で開校式と入学式が開かれ、1~3年生31人が転入学する。
南九州大学人間発達学部 子ども教育学科では2024年度から不登校の生徒を支援する青空ラボが開催され、生徒が大学の講義に参加したり、夏野菜栽培の農業体験をしたりするなど、自己肯定感や登校意欲、学習意欲を高める取り組みを続けている。あやめ野中学校も南九州大学と連携し、支援を受ける。
不登校の児童や生徒は全国で急増を続け、2023年度の国調査で34万人を超えた。都城市でも不登校やその傾向を持つ児童、生徒が増えており、市教委は校内支援センターや教育支援センターを設置して支援の充実を急いでいる。
