高校生が志願したい大学のトップは、関東エリアが明治大学、東海エリアが名城大学、関西エリアが関西大学となることが、リクルートマーケティングパートナーズがまとめた「進学ブランド力調査2020」で分かった。

 リクルートマーケティングパートナーズによると、関東エリアは明治大学が4年ぶりに1位に返り咲き、2位に早稲田大学が入った。男女別では男子の1位が明治大学で、女子は立教大学。文系は明治大学がトップに立ったが、理系は昨年に続いて東京理科大学が1位を占めている。

 東海エリアは4年連続で名城大学がトップとなった。2位は名古屋大学。男女別、文系理系別では文系のトップに中京大学が入ったが、それ以外を名城大学が独占している。

 関西エリアは関西大学が13年連続して1位になり、2位に近畿大学が入った。男女別、文系理系別では理系のトップを神戸大学が占めた以外、関西大学が1位を占めた。

 高校生が知っている大学のトップは、関東エリアが早稲田大学、東海エリアが名古屋大学、関西エリアが近畿大学で、いずれも昨年に続いて1位になっている。

 大学のイメージに関しては「校風や雰囲気が良い」の1位に青山学院大学(関東・東海)、近畿大学(関西)が、「入試方法が自分に合っている」の1位に立教大学(関東)、愛知大学(東海)、近畿大学(関西)が、「おしゃれな」 の1位に青山学院大学(関東・東海)、慶應義塾大学(関西)が入った。立教大学は前回16位から躍進している。

 調査は2021年3月に卒業予定の高校3年生を対象に郵送方式で4月に実施し、約1万9,000人から有効回答を得た。

参考:【株式会社リクルートマーケティングパートナーズ】高校生に聞いた大学ブランドランキング「進学ブランド力調査2020」(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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