岡山大学は2027年度入学生から授業料を引き上げる案をまとめた。学修環境の整備・充実と国際化を図るためで、国内学生の授業料は1.2倍、外国人留学生は2.5倍になる。岡山大学はあくまで協議に向けたたたき台で、関係者と意見交換したうえで最終決定するとしている。
岡山大学によると、案は那須保友学長が定例記者会見で明らかにした。日本人学生は現行の53万5,800円を64万2,900円に、外国人留学生は53万5,800円を133万9,500円とする。日本人学生の学部生と外国人留学生は2027年度、日本人学生の大学院生は2031年度から引き上げる。2026年度入学生を含む在学生は対象としない。
引き上げによる収入増加分は、2032年度で3.4億円と想定される全学の学修環境整備、7.7億円と見積もられるキャンパスの整備、1.2億円と推計した学生生活支援の充実、5.5億円と予測される国際化の推進に充てる。
負担増が経済的理由による進学や留学の機会を損なわないために、多子世帯の授業料など無償化を含む修学支援新制度による授業料増額分の減免や、学業成績や研究業績が優秀な学生に対する給付型奨学金新設、留学生支援制度の拡充を進める。
岡山大学は4、5月に関係者と意見交換したうえで、6月に引き上げ内容を審議し、最終決定する意向。
参考:【岡山大学】2027年度入学生からの授業料適正化の方針案~今後、ステークホルダーからのご意見を参考に適正化を進めます~(PDF)
