香川大学サイバー防犯ボランティアの「SETOKU(せとく)」が、サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞に選ばれた。学生が香川県警と連携し、フィッシング詐欺サイトの発見や通報、児童・生徒らへの啓発活動などを続け、サイバーセキュリティの向上に貢献した点が高く評価された。
香川大学によると、SETOKUは2021年、香川県警と協定を結んだ大学からの呼び掛けを受けて学生サークルとして発足した。メンバーは理系学生が中心だが、文系の学生も参加している。
主な活動はフィッシング詐欺サイトの監視。疑わしいサイトを見つければ、マイクロソフトやグーグルに通報し、サイトの閉鎖に追い込んでいる。2025年度は約6,200件を通報し、設立以来の累計通報件数は1万件を上回る。このほか、近隣の小学校でサイバーセキュリティに関する出前授業も続けている。
警察庁によると、サイバー犯罪の防止に取り組むボランティアは全国で300団体以上が活動している。このうち、約3割が大学生の団体で、情報リテラシーが高い人材を育む仕組みになりつつあるという。
参考:【香川大学】香川大学生によるサイバー防犯ボランティアSETOKUが 学生団体初のサイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞を受賞