東京大学大学院 情報理工学系研究科の竹内昌治教授、ニエ・ミンハオ講師らの研究グループが開発した人工肉の培養チキンが、米国「TIME」誌の「The Best Inventions of 2025」に選出された。
TIME誌は毎年、革新的な発明を世界中から発掘して特集を組んでおり、2025年は人々の暮らしを変える卓越した発明300件を選出した。東京大学の培養チキンは未来の可能性を示すコンセプトを集めたExperimental部門に入っている。
竹内研究室では、内部が空洞の細い繊維状の中空糸を使い、内部の細胞に安定して栄養や酸素を供給する方法を確立し、厚みを持つ培養チキンの開発に成功した。培養チキンなどの人工肉は動物の細胞を培養してつくる食用肉で、アフリカ諸国などの人口爆発で将来の食糧不足が心配される中、これを解決する方法として期待されている。また、この培養装置の技術は創薬・再生医療分野への展開も期待されている。
参考:【東京大学】TIME Best Inventions 2025に培養チキンが選出 竹内昌治教授の研究室による成果が世界で評価

