高校生や高専生、大学生らが発明やデザインを競う2025年度パテントコンテスト(文部科学省、特許庁、日本弁理士会、工業所有権情報・研修館主催)があり、選考委員長特別賞に特許部門で東京農工大学の「消火剤」、意匠部門で名古屋造形大学の「プルぺた」が選ばれた。表彰式は3月16日、KITTE丸の内(東京都千代田区)で開かれる。
パテントコンテスト、デザインパテントコンテストは、全国の高校生、高等専門学校生、大学生等が自ら考え出した発明や意匠(デザイン)の中から優れたものを選考して特許庁への出願を支援することで、特許権又は意匠権の取得までの手続きを実体験してもらうというもの。
2025年度は特許部門に全国99校から605件、意匠部門に54校から711件の応募があった。選考委員長の吉野彰旭化成名誉フェローら12人の選考委員が応募作品を審査した結果、特別賞と優秀賞(各部門30作品)が選ばれた。
各部門の上位約30作品は、出願支援対象として専門家である弁理士のアドバイスを受けて、自らの発明/デザインの特許権/意匠権取得に挑戦することができる。権利化までにかかる費用を主催者が負担する。
<特別賞>
■選考委員長特別賞(選考委員長 吉野彰 旭化成株式会社名誉フェロー)
パテント部門 「消火剤」東京農工大学
デザインパテント部門 「プルぺた」名古屋造形大学
■特許庁長官賞
パテント部門 「消火剤」東京農工大学
デザインパテント部門 「プルぺた」名古屋造形大学
※両部門とも選考委員長特別賞受賞作品と同一の作品
■日本弁理士会会長賞
パテント部門 「減速機」大同大学
デザインパテント部門 「歯ブラシスタンド」岐阜県立岐南工業高等学校
■独立行政法人工業所有権情報・研修館 理事長賞
パテント部門 「計量スプーン」山口大学
デザインパテント部門 「調味料形成具」岐阜県立岐南工業高等学校
■文部科学省 科学技術・学術政策局長賞
パテント部門 「人工眼球」玉川学園高等部
デザインパテント部門 「掛け時計」福岡市立博多工業高等学校
■WIPO(世界知的所有権機関)賞
パテント部門 「内服薬」千葉県立東葛飾高等学校
デザインパテント部門 「ひらがなブロック」岐阜県立岐阜総合学園高等学校
■時代を映す鏡賞
パテント部門 「発車メロディーを再生するシステム」東京都立多摩科学技術高等学校
デザインパテント部門 「印鑑ホルダー」大阪公立大学工業高等専門学校
