関西大学は大学を代表するトップクラスの研究を支援する「フラッグシップ研究プログラム」を新設し、学内公募を行った。支援開始は2026年度から。研究1件について10年間で1億円以上の支援が可能で、私立大学としては異例の長期研究支援になるという。
関西大学によると、対象は大学院研究科、研究所、研究センターなどが進める研究プロジェクト。支援は準備期間に最大2年間、年間1,000万円以内を助成し、外部の研究資金が出る間はそれを使って研究を継続する。外部資金の期間終了後は最大3年間、年間3,000万円以内を助成する。
日本の大学は近年、研究者の育成や研究力の向上が大きな課題に浮上している。このため、外部資金を活用しながら、その前後に大学が助成することで、大学の看板になる大型研究拠点の形成を目指す。さらに、他の大学や研究機関の研究者を巻き込み、国際的かつ分野横断的な共創ネットワークの構築も視野に入れている。
高橋智幸学長は「少子化の中、大学が発展するには研究力向上が欠かせない。外部資金を獲得しても支援終了後に研究資金が続かず、失速するケースがあるが、今回の支援プログラムで長期間の研究計画を可能にし、大学の研究力をさらに高められる」とのコメントを発表した。
参考:【関西大学】関西大学が、大型研究拠点形成を目的に「10年1億円規模」の長期的支援◆ 「フラッグシップ研究プログラム」を新設 ~英知結集、国際的・分野横断的な共創ネットワークを構築へ~(PDF)
