2026年2月28日(土)関西大学東京センター(千代田区丸の内)は、同センターにて2025年6月に発見された仁徳天皇陵(大山古墳、堺市堺区)出土の副葬品の謎に迫る公開講座を開く。X線CT分析、蛍光X線分析で調べた最新調査結果も報告される。
関西大学によると、確認された副葬品は金銅装刀子(小刀)、甲冑の一部。金や銀で彩られた非常に豪勢な造りで、明治時代初期の1872年調査で出土が記録されたものの、その後行方が分からなくなっていた。調査にかかわった絵師が保管していた資料が美術商を経て國學院大學博物館に収蔵され、堺市などと共同で調べた結果、出土品と確認された。
仁徳天皇陵は墳丘基底部だけで10万3,000平方メートル以上ある日本最大の前方後円墳。世界でも最大級の墳墓とされ、2019年にユネスコの世界文化遺産に選定された。実際の被葬者は明らかでないが、宮内庁は仁徳天皇陵としている。学術的調査は現在、ほとんど認められておらず、貴重な歴史資料となる。
公開講座は「仁徳天皇陵古墳の新発見副葬品をめぐる研究最前線の解説」。関西大学の徳田誠志客員教授がファシリテーターを務め、講演や討論が予定されている。
参考:【関西大学】150年ぶりに確認された仁徳天皇陵古墳の副葬品◆ 新発見がもたらした新局面!謎に迫る公開講座 ~関西大学東京センターで「東京泊園塾2025」開催~(PDF)
