2026年3月21日、立教大学(東京都豊島区)は、2026年4月に開設する環境学部の教育・研究の拠点となる新研究室棟19号館の竣工式を行った。地上3階建ての木造建築で、都内において木造の大学施設がNearly ZEB認証を取得することは初。
Nearly ZEB(ニアリー・ゼブ)とは、ZEB(Net Zero Energy Building)の4分類のうちの一つで、省エネと創エネにより従来の建物で必要なエネルギー消費量を75%以上削減した建物を指す。今回竣工した19号館は、高度な省エネ性能と太陽光発電を組み合わせることで一次エネルギー消費量を実質75%以上削減する「Nearly ZEB」を達成した。
次代の「環境リーダー」を育成する環境学部にふさわしく、19号館は新しい時代の環境教育を象徴する「生きた教材」となるよう設計され、庇(ひさし)や木格子による日射制御、太陽光パネルによる発電効果の「見える化」など、学生が日常的に環境技術の効果に触れられるパッシブデザインを随所に採用している。
池袋キャンパスにおける新棟の建設は、2013年の「ポール・ラッシュ・アスレティックセンター」以来、13年ぶりとなる。19号館は南門前に設置されて、立教大学を象徴するレンガの意匠を継承しつつ木造ならではの温かみと質感を調和させた池袋キャンパスの新たな顔となる。
