芝浦工業大学は、公益財団法人大学基準協会による2025年度大学評価(認証評価)において、同協会の定める大学基準に「適合」と認定された。内部質保証や教育、学生支援、社会連携、大学運営、財務などの各基準ですべてA評価を取得し、是正勧告と改善課題の指摘はなかった。認定期間は2026年4月1日から2033年3月31日までの7年間。
今回の評価では、特に教学マネジメントと学修支援をデータで一体化している点や、キャンパス内の学修空間整備が主体的・協働的な学びを促進している点が長所としてあげられた。
芝浦工業大学では学位授与の方針(ディプロマポリシー)をさらに細分化した学修・教育到達目標(「mDP」と呼称)を設定。各授業科目の到達目標との対応を可視化し、それらを学生が学期末に「自己評価・授業評価アンケート」で振り返る。これらの振り返りの結果や成績、履修状況など様々なデータを「SITポートフォリオ」に統合して学生にフィードバックしている。この点を大学基準協会からは「教学マネジメントと修学支援が有機的に結びついた取り組みとして高く評価できるものとなっている」と評価された。
また、大学が目指す『理工学教育日本一』につながる深い学びのために「オープンラボ」や「ラーニングコモンズ」「学生ラウンジ」「グローバルラーニングコモンズ」など各キャンパスに学修施設を整備している。この点について「学生は学科、課程や研究室を越えた知見を共有しつつ、個人及びグループでの学習や制作等を、それぞれの目的に適した空間で自由に行えている。こうした空間を整備していることは、工学系の教育研究を志向する当該大学の理念を教育環境面で体現し、学生の学びを深めさせるものとして評価できる」と評価された。
