東京理科大学は、2025年4月に薬学部・薬学研究科を、野田キャンパス(千葉県野田市)から葛飾キャンパス(東京都葛飾区)へ移転する。同学部の新たな拠点として、葛飾キャンパスに地下2階・地上11 階建ての「共創棟」を建設し、2024年10月17日(木)に竣工式が行われた。

 葛飾キャンパスは2013年度に開設。これまで工学部・工学研究科と先進工学部・先進工学研究科のキャンパスとして発展してきたが、2025年度より薬学部・薬学研究科が加わることになる。JR常磐線(東京メトロ千代田線)金町駅や、京成金町線 京成金町駅から徒歩8分という好立地でありながら、葛飾区内最大の公園「葛飾にいじゅくみらい公園」に隣接した水と緑の豊かな環境だ。

 竣工した「共創棟」は薬学部の研究室・教室としての利用にとどまらず、薬工連携をはじめ、分野を超えた教育の実施や研究における新たな連携の推進も目指していていく。11階には共同研究室フロアがあり、異なる分野であってもテーマが重なる可能性の高い研究室を配置し、学部の垣根を越えた研究活動を促進する、「共創棟」という名を体現するフロアとなっている。

参考:【東京理科大学】葛飾キャンパス「共創棟」竣工式を挙行~2025年4月薬学部が葛飾へ移転、共創によるイノベーションを促進~

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東京理科大学は、1881年に「東京物理学講習所」として創立され、140年以上の歴史を経て、4キャンパス7学部33学科、7研究科30専攻を擁する、理工系総合大学に発展。「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」という建学の精神と、真に実力を身につけた学生を卒業させ[…]

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