国内外の大学入試資格「国際バカロレア」を取得できる東京都目黒区の都立国際高校国際バカロレアコースの応募倍率が、4.70倍となったことが都教育委員会のまとめで分かりました。日本人、外国人合わせて20人の募集に94人が応募、人気の高さをうかがわせています。

 都教委によると、国際高校国際バカロレアコースは募集人員20人のうち、日本人枠が15人、外国人枠が5人。日本人は男子29人、女子38人の計67人、外国人は男子10人、女子17人の27人が応募しました。応募倍率は日本人が4.47倍、外国人が5.40倍。

 国際バカロレアは国際バカロレア機構(本部・ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。受講生徒に対し、国際的に通用する大学入試資格・国際バカロレアを与え、大学進学ルートを確保する目的で設けられています。

 このほか、在京外国人生徒を対象とした都立高校入試は、荒川区の竹台高校、葛飾区の南葛飾高校、北区の飛鳥高校の普通科と、練馬区の田柄高校普通科、外国文化コースであり、計70人の募集人員に122人が応募しました。全体の応募倍率は1.74倍。学校別では竹台1.93倍、南葛飾0.80倍、飛鳥1.85倍で、田柄は普通科2.00倍、外国文化コース2.29倍の計2.20倍となっています。

参考:【東京都教育委員会】平成28年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況(国際バカロレアコース及び在京外国人生徒対象(竹台高校、田柄高校、南葛飾高校及び飛鳥高校)の最終応募)

大学ジャーナルオンライン編集部

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