東京外国語大学は、2026年春期間にオンライン(Zoom)で実施される「TUFSオープンアカデミー」の受講生募集を開始した。同大学の強みである多言語教育を活かし、場所にとらわれず自宅から気軽に学べる機会を提供する。
「世界とつながりながら生きること」が当たり前となるこれからの時代、言語や文化の違いを理解し、多様な背景を持つ人と協力できる力がこれまで以上に求められている。東京外国語大学は、多文化共生社会の実現に寄与するため、教育・研究のみならず社会貢献・社会連携に重点を置いている。その一環として2006年に開講した「TUFSオープンアカデミー」は、2020年11月から全講座をオンライン化し、現在では年間約400の講座を提供、国内外から毎年5,000名を超える人々が受講する学術的な学習の場となっている。
2026年春期間講座は、全196講座というラインナップで、新たなスタートの季節にふさわしい学びの場を提供する。「語学講座(169講座・67言語)」はメジャーな言語から、アイスランド語、アイヌ語、ウクライナ語、さらには古代エジプト語や古典シリア語といった希少な言語まで幅広く網羅。「教養講座(27講座)」は「アッカド語でギルガメシュ叙事詩を読もう」「アフリカのポピュラーカルチャーズ」「世界言語紀行」など、歴史、文学、社会問題、芸術を深く掘り下げる多彩なテーマを用意している。
<募集概要>
受付期間: 2026年2月13日(金)10:00 〜3月8日(日)23:59まで
開講期間: 2026年4月1日〜7月(毎週1回、全講座オンライン実施)
受講料:語学講座20,200円〜25,000円、教養講座3,700円〜11,800円
申込方法: TUFSオープンアカデミー公式ウェブサイトより申込み
<語学講座>
アイスランド語、アイヌ語、アフリカーンス語、アムハラ語、アラビア語、イタリア語、ウイグル語、ウォロフ語、ウクライナ語、ウズベク語、ウルドゥー語、エスペラント語、沖縄語、オランダ語、カタルーニャ語、広東語、カンボジア語、キルギス語、クルド語、ケチュア語、現代ギリシア語、古代エジプト語、古代ギリシア語、古典シリア語、サーミ語、シャン語、シンハラ語、スペイン語、スロヴェニア語、スワヒリ語、ソロン語、タイ語、タジク語、タタール語、チェコ語、チベット語、中国語、チュヴァシ語、朝鮮語、ドイツ語、トルコ語、ネパール語、バシキール語、バスク語、ハンガリー語、東アルメニア語、ビルマ語、ヒンディー語、フィジー語、フィリピン語(タガログ語)、フィンランド語、フランス語、ブルガリア語、ベトナム語、ペルシア語、ベンガル語、ポーランド語、ポルトガル語、マラヤーラム語、マレー語、モンゴル語、ヨルバ語、ラテン語、ルーマニア語、ロシア語、ロマ語、 日本語(ライブレッスン)、 日本語(オンデマンド)
<教養講座>
アイヌの音楽 / アッカド語でギルガメシュ叙事詩を読もう / アフリカのポピュラーカルチャーズ~音楽・映像・アート / India Today: Society, Culture, and its ‘English’ that Connects a Nation / 英語の語源を探る / グイ語でカラハリ狩猟採集民の神話を読解する / 再考・「シルクロード」の言語と文化 / シチリア文学を読む~ノーベル賞作家から社会派ミステリー作家への系譜~ / 実践!歴史言語学/生誕100周年記念・ポーランドの芸術家アンジェイ・ワイダの世界 / 世界言語紀行 / ハンガリーの昔話の世界―諸民族の扉をひらく1 / 世界の諸宗教における死生観と死をめぐる議論の現在 / 土器から見た古代エーゲ海:ミケーネ文明・ミノア文明 / 日本語で読むウクライナ文学(小説に描かれた歴史と社会) / ローラの「小さな家」から見るアメリカ史/ロシア歴史散策:文化遺産とミュージアムをめぐって / Understanding Japan in a Global Context: Tradition, Society, Education, and AI / 外国ルーツの子どもの日本語支援・指導のために / 会話データ分析から考える日本語のコミュニケーション / Problems and Solutions in Contemporary Migration / 日本語を教える―日本語教育入門~日本語教育を取り巻く世界~/ことばとアイデンティティ / 日本語の語用論的特徴~私たちはどのようにことばを選ぶのか~
