龍谷大学は東京都内で記者発表会を開き、瀬田キャンパス(滋賀県大津市)※を環境課題の解決を目指す共創拠点とする「グリーン・コレクティブ・インパクト構想」を発表した。2027年度設置構想中の環境サステナビリティ学部、情報学部※を起点に、企業や自治体と連携した実践的な教育・研究を推進する。
龍谷大学によると、瀬田キャンパスは隣接地に約38ヘクタールの里山林「龍谷の森」を有するほか、琵琶湖も近く、豊かな自然環境に囲まれている。こうした立地を生かし、環境サステナビリティ学部では、環境工学や生態学に経済学、経営学の知見を加えた学びで持続可能な社会構築に貢献できる人材を養成。
一方、情報学部ではデータサイエンスを基盤に人と自然、社会の調和を見据えて情報社会を発展させられる人材を養成する。両学部では実務経験豊かな教員の招聘を進め、現場の課題を踏まえた人材育成を進める。
教育・研究フィールドの一つとして、愛知川流域と鈴鹿山脈の恵まれた自然環境を持ち、「森の文化フィールドミュージアム」の取組を進める滋賀県東近江市との連携を推進する。市内の豊かな自然を舞台にした研究活動と人材育成に力を入れる。
発表会には安藤徹学長のほか、東近江市の小椋正清市長、環境サステナビリティ学部教授に就任予定のサントリーホールディングスサステナビリティ経営推進本部の北村暢康シニアアドバイザーらが出席した。小椋市長は東近江市の豊かな自然環境を紹介し、龍谷大学との連携による研究・人材育成への期待を示した。また、北村氏は、企業経営の観点から、環境・社会課題に対応できる実践的な人材育成の重要性を語った。
※2027年度より「びわ湖大津キャンパス」へと名称変更
※環境サステナビリティ学部と情報学部の名称は仮称。設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合がある。
