富山大学と熊本大学は共同設置した先進軽金属材料国際研究機構に共同研究拠点「先進チタン国際研究センター」を開設した。チタンを専門とする組織的研究機関は国内初。

 先進軽金属材料国際研究機構は2022年度に文部科学省の共同利用・共同研究拠点に認定され「先進マグネシウム国際研究センター」と「先進アルミニウム国際研究センター」を設置。三大軽金属(マグネシウム・アルミニウム・チタン)の中核的拠点として軽金属材料の研究開発を牽引してきた。

 なかでもチタンは、近年、日本の産業発展、カーボンニュートラル社会の実現、経済安全保障の観点からも重要性が一層高まっていることから、全国規模でチタン研究に特化した研究機関として本センターの設置に至った。これにより三大軽金属材料に対応したセンターが揃い、軽金属材料に関する総合的研究・教育拠点が整備されることになる。

 本センターでは、富山大学が強みをもつ生体用チタンと熊本大学が強みをもつ構造用チタンの研究開発を融合、発展させ、共通基盤となる材料設計・分析評価技術や大型設備の相互活用などによるチタン研究の推進ならびにマグネシウムやアルミニウムとのマルチマテリアル研究の展開を予定している。

参考:【先進軽金属材料国際研究機構】富山大学と熊本大学が運営する「先進チタン国際研究センター」の設置について

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