琉球大学と株式会社外為どっとコムは、個人投資家向け資産運用ロボットを将来的に提供するため、「人工知能(AI)を用いた為替のトレンド予測」に関する共同研究契約を締結した。琉球大学のFX業界との産学連携は初。

 近年、コンピュータ等の性能向上によって様々なデータの収集が可能になり、蓄積された膨大なデータを分析し、活用するためのAI技術が注目を浴びている。特に、「deep learning」と呼ばれる技術は、データに含まれる特徴を自動で発見することができるため、音声・画像認識の分野で広く活用されている。

 そこで、琉球大学は、外為どっとコム沖縄支店との共同研究を通じて、この「deep learning」をはじめとするAI技術を用い、FXに関連したビッグデータから相場変動の特徴を発見し、為替のトレンド予測を目指していく。

琉球大学

多彩な学びで専門の知識と技術を修得。7学部・9科・7センターを設置

沖縄県唯一の国立大学で日本最南端かつ最西端にある総合大学です。教育の質を確保し、幅広い教養を基礎とした高度な専門知識と課題探究能力を糧に、世界で活躍・貢献できる人材を育成。多様な個性および才能を十分に引き出し、新しい時代を切り開く叡智の醸成と社会の模範となる実[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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