駒澤大学は、角川ドワンゴ学園N高等学校(N高)、S高等学校(S高)と共同で、バーチャル空間内でいつでも大学のオープンキャンパスが体験できる「バーチャルオープンキャンパス 駒澤大学」をN高、S高の生徒を対象に開始した。
「バーチャルオープンキャンパス 駒澤大学」は、VRヘッドマウントディスプレイ「Meta Quest 2」を使うことで、駒澤大学のキャンパス内や駒澤大学生の生活を疑似体験できる。具体的には、一人の駒澤大学生にフォーカスした「学生の一日」のバーチャル体験や、静謐な雰囲気の坐禅堂での「坐禅」体験、医療健康科学部での最新の放射線医療装置を使った実践教育体験、文学部心理学科での鳩を題材にした「オペラント条件づけ」の実験体験がコンテンツとして用意されている。
また、生徒はアプリケーションに内蔵されたカメラ機能と自分のアバターを使って、あたかもキャンパス内にいるような写真を撮影して楽しむこともできる。
2022年4月14日(木)には、駒澤大学の教職員が「バーチャルオープンキャンパス 駒澤大学」を活用し、N高・S高生向けにオンラインでミニオープンキャンパスを実施した。参加した生徒からは「実際に大学へ行かないといけないオープンキャンパスに、自宅からバーチャルで参加できる点がよかった」「実際のキャンパスの建物の雰囲気を体験できた」と好評だった。
バーチャルオープンキャンパスは、「Meta Quest 2」があればいつでもどこでも気軽に参加できるため、居住地にかかわらず全国のN高・S高生が進学先を検討する上での一助となる。コロナ禍でオープンキャンパスに参加できないなど、生徒たちが思うように進路選択活動ができていない状況があるなかで、大学進学を未来の選択肢の一つとして実感してもらうのが狙い。
現在、駒澤大学のほか、中央大学、近畿大学についても、学習アプリ「N予備校」にてバーチャルオープンキャンパスが利用できる。また、N高沖縄伊計本校、S高茨城つくば本校についても、バーチャル校舎見学ができる。
参考:【駒澤大学】N/S高等学校、駒澤大学と共同で「バーチャルオープンキャンパス 駒澤大学」を開始~コロナ禍におけるN/S高生の進路選択をサポート~