神戸市外国語大学は、学生たちが世界に通用するビジネス・英語コミュニケーを競う「第12回全国大学生マーケティング・コンテスト」(MCJ: Marketing Competition Japan)を開催するにあたり、現在、参加チームを募集している。今大会のテーマは「日本とASEAN市場における昆虫食(コオロギ食)の普及・売上拡大~循環的・持続的な食糧供給への挑戦~」。
MCJは神戸市外国語大学の学生と教職員から成る運営委員会が企画・実施する大会で、2011年の創設以来今回で12回目の開催となる。毎年スポンサー企業から提供される発表テーマ(実在する製品・サービス)について、具体的なマーケティング・プランを作成し、英語でのプレゼンテーションによって競い合う。この大会を通して、参加学生の分析力、思考力、創造力、企画力、発信力、英語プレゼン力の向上を図るとともに、ビジネス課題解決に実践的に取り組むことによって、地域経済社会への貢献を目指す。
2023年のメイン・スポンサー(テーマ提供企業)は株式会社エコロギー。2017年に創業した早稲田大学発のベンチャー企業で「地球と生命が、食を通じて健やかになる持続可能な生態系」の実現のため、未利用資源である昆虫の用途開発としてカンボジアでコオロギを生産、食品や飼料としてグローバルに販売している。
今大会のテーマは「日本とASEAN市場における昆虫食(コオロギ食)の普及・売上拡大~循環的・持続的な食糧供給への挑戦~」。テーマ商品は、Grillo Protein(コオロギ粉末の入ったプロテインパウダー)とGrillo Bar(コオロギ粉末の入った高栄養バー) 。テーマ商品をどちらか1つ選び、具体的なマーケティング・プランを作成し、英語でのプレゼンテーションによって競い合う。
応募資格は、日本の大学に在籍する学部生3~4名のチーム(大学間混成チームは不可)。申込・プラン提出締切は2023年11月9日(木曜)23:59必着。決勝大会は2023年12月9日(土曜)に神戸市外国語大学大ホールで開催される。賞金は1位20万円、2位10万円、3位5万円。