ロンドンの高等教育コンサルティング機関クアカレリシモンズ社(QS社)は、「世界の学生都市トップ120」最新版を発表。東京が世界2位にランクインし、アジアでトップとなった。

 ランキングの評価指標は「大学数とその評価」「雇用機会」「コスト」「都市の魅力と生活の質」「学生の多様性」。これに加え、QS社が保有する87,000人以上の現役学生と受験生のフィードバック(「学生の声」)のデータを組み込んで作成した。

 1位はイギリスのロンドンで、「大学数とその評価」「雇用機会」「学生の声」が高く評価された。2位の東京は、「雇用機会」と「都市の魅力と生活の質」の指標で世界1位を獲得。「都市の魅力と生活の質」とは、その都市の公害、汚職の程度等と、QSが実施した学生が住みたい都市アンケートの回答を考慮した生活の質によって構成されている。東京の大学水準も今回の高ランキングに大きく貢献し、「大学数とその評価」で高いスコアを出した。しかし、87,000人の学生・受験生を対象としたアンケートでの評価「学生の声」の指標は低く、東京は24位だった。

 QSのリサーチ・ダイレクターのベン・ソーター氏は、「今年のQSベスト学生都市ランキングでは、東京の総体的な活躍が目立った。都市の魅力から見る生活の質や大学ランキングから見る世界レベルの学業機会だけではなく、ランクインした他の都市に比べ、学生は非常に低いコストで勉学に励むことができる。」と評価。続けて、「メルボルンやロンドンが持っており東京が持っていない利点は、何といっても英語での生活環境である。しかし、アジアでの就学機会を望む学生に話を聞くと東京が一番人気であることが分かる。」とコメントした。

 日本からは2位の東京のほか、京都・大阪・神戸が18位、名古屋が95位にランクインした。

<QSベスト学生都市ランキング2019トップ10>
1位ロンドン(イギリス)
2位東京(日本)
3位メルボルン(オーストラリア)
4位ミュンヘン(ドイツ)
5位 ベルリン(ドイツ)
6位モントリオール(カナダ)
7位パリ(フランス)
8位チューリッヒ(スイス)
9位シドニー(オーストラリア)
10位ソウル(韓国)

参考:【QS Quacquarelli Symonds】Out Now: QS Best Student Cities 2019!

大学ジャーナルオンライン編集部

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