文部科学省と日本学生支援機構が進めるトビタテ!留学 JAPAN「新・日本代表プログラム」の第2ステージに高校生1,857人と大学生1,325人が応募したことが、文科省の集計で分かった。高校生580人、大学生225人を採用し、夏から海外へ送る。

 文科省によると、高校生はマイ探求コースに1,277人、社会探求コースに416人、スポーツ・芸術探求コースに164人が応募した。4月下旬に採用結果を通知し、7月から留学に入る。

 大学生はイノベーターコースに61人、STEAMコースに408人、ダイバーシティコースに856人の応募があった。6月下旬に採用結果を通知し、8月から留学を開始する。これらとは別に新高校1年生向け120人と、新大学1年生向け25人の募集は、4月3日から26日まで受け付ける。

 トビタテ!留学 JAPAN「新・日本代表プログラム」の第2ステージは、2014年度から実施してきた日本代表プログラムの基本理念を受け継ぎ、さらに発展させた新しい留学プログラムで、社会にイノベーションを起こす未来のグローバルリーダーや社会変革を自ら進めるリーダーの育成が狙い。

 2027年度までの期間中、民間企業からの寄付金を基に高校生約4,000人、大学生約1,000人を海外へ送り出し、留学機運盛り上げを果たす。海外で他国の優秀な生徒、学生と切磋琢磨することにより、日本に国際競争力をもたらす人材を育てる狙いも持つ。

参考:【文部科学省】トビタテ!留学 JAPAN「新・日本代表プログラム」高校生等(第8期)、大学生等(第 15 期)応募状況について<<第2ステージ初の募集を行いました>>(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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