江戸川大学の卒業生・若松優津さん(2018年卒・こどもコミュニケーション学科)が、「東京2025デフリンピック」の女子バスケットボール競技で、日本女子代表として史上初の金メダルを獲得した。
若松さんは今大会で女子バスケットホール日本女子代表のキャプテンを任され、チームメイトやスタッフとともに、8日間で5試合というハードな戦いを全勝で駆け抜け、宣言通りの「スピードとアグレッシブなディフェンス」で栄冠をつかんだ。
そんな若松さんだが、意外にもデフバスケに挑戦したのは大学卒業後、社会人になってからだという。在学中は、女子バスケットボール部の大森典子トレーナーからデフバスケへの挑戦を提案されたものの、聴覚障害者であることを前向きに捉えられなかった。卒業して徐々に聴力の衰えを感じるようになった若松さんは、ある難聴者との出会いがきっかけで、活動していた社会人バスケチーム「AFBB」のチームメイトに背中を押されて障がい者手帳を取得。そこで初めてデフバスケに挑戦してみたい!という気持ちが芽生え、大森トレーナーの紹介で2022年11月に代表選考会に参加した。若松さんは手話も覚えておらず不安な気持ちも大きかったが、複数回の選考合宿を経てみごと日本代表に選ばれた。
若松さんはデフリンピックを振り返り、「デフバスケを始めてから目標としていた“デフリンピック金メダル”を達成することができました。準決勝のウクライナ戦からはかなりハードな戦いとなり、精神的にも身体的にも苦しい状況が続きましたが、チームで前を向き続け、私たちのバスケットを貫き続けたことで、金メダルにたどり着くことができました。これまで私を育ててくださった恩師の方々、共に戦い競ってきた仲間たち、そして応援してくださった皆様のおかげで、ここまで頑張り続けることができました。」とコメントした。
