文部科学省科学技術・学術政策研究所は、科学技術やイノベーションのさまざまな分野で活躍し、日本を元気にする研究者を表彰する「ナイスステップな研究者2025」に、筑波大学生命環境系の釜江陽一准教授(41)ら10人を選んだ。
選出されたのは、釜江准教授のほか、東北大学グリーン未来創造機構グリーンクロステック研究センターの川越吉晃准教授(34)、マックスプランク協会フリッツハーバー研究所の塩足亮隼グループリーダー(38)、理化学研究所生命医科学研究センターの新津藍チームディレクター(41)、国立歴史民俗博物館研究部の橋本雄太准教授(41)、奈良先端科学技術大学院大学の日永田智絵助教(34)、東京大学大学院理学系研究科生物普遍性研究機構の姫岡優介助教(35)、東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻の深見開准教授(30)、慶應義塾大学病院臨床研究推進センターの八木隆一郎特任助教(35)、ベイラー医科大学分子人類遺伝学部の山本慎也准教授(44)。
釜江准教授は雲と大気循環が地球温暖化の増幅、減衰に与える影響の研究、川越准教授は分子構造の違いが樹脂の物性などにどのような影響を与えるかを体系的に理解する研究、塩足グループリーダーは極小スケールの光制御による原子や分子の精密分析、新津ディレクターは細胞膜で起きる情報伝達の再構築、橋本准教授はコンピューターを駆使した古文書の大規模デジタルテキスト化が評価された。
日永田助教はAIロボットに向けた感情モデルの開発、姫岡助教は細胞の死を判定する理論的研究、深見准教授は予測が難しい乱流や空力現象の解析、八木特任助教はAIを活用し、心電図からでは診断が困難な心疾患の検知・予測、山本准教授は希少疾患患者から見つかった遺伝子変異をショウジョウバエで評価する手法の開発で高い評価を受けた。
参考:【文部科学省科学技術・学術政策研究所】科学技術への顕著な貢献2025(ナイスステップな研究者)を選定しました(PDF)


