東京大学では、女子中・高生を対象に、東京大学生産技術研究所の女性研究者などから最先端の工学研究について学ぶイベント「東大生研で最先端の工学研究に触れてみよう!」を2015年11月21日に開催します。

 イベントを運営する「東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(ONG)」は、東京大学生産技術研究所が産業界と連携し、次世代の研究者や技術者を育成する教育活動の新しいモデル造り、最先端科学技術の学校教育導入を目指し設置した機関です。1997年から中・高生を対象に出張授業を行ったり、東京メトロなどと協力し、最先端の科学技術研究の現場に触れてもらう「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」などを開催しています。

 今回開催するイベントは、東京大学生産技術研究所で活躍する若手女性研究者や学生たちとの交流を通じて、女子中・高生に理系の魅力を知ってもらうことがねらいです。プログラムは、東京大学生産技術研究所の物質・環境系部門講師徳本有紀氏による講演「欠陥を利用した材料開発」や芳村圭研究室博士課程1年の学生、鳩野美佐子さんによる講演「地球水循環における洪水の役割」などが予定されているほか、パネルディスカッションや交流会も設けられています。

 イベントの参加対象は、女子中高生(定員30名)と保護者などで、会場は駒場IIリサーチキャンパス内の東京大学生産技術研究所。申込は東京大学生産技術研究所次世代育成オフィスのHPからできます。

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明治10年設立。日本で最も長い歴史を持ち、日本の知の最先端を担う大学

東京大学は東京開成学校と東京医学校が1877(明治10)年に統合されて設立されました。設立以来、日本を代表する大学、東西文化融合の学術の拠点として、世界の中で独自の形で教育、研究を発展させてきました。その結果、多岐にわたる分野で多くの人材を輩出し、多くの研究成[…]

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