神戸女学院は兵庫県西宮市岡田山の神戸女学院大学で4年ぶりに一般参加者を招いてクリスマス礼拝を行った。世界各地で戦争や災害など心を痛めるニュースが起きた一年だっただけに、初めて礼拝をメディアに公開する中、世界平和と人々の平安を祈った。

 神戸女学院によると、パイプオルガンの前奏の中、舞台上で厳かに灯を受け渡すキャンドルサービスで礼拝が開幕。神戸女学院大学音楽学部オーケストラの演奏に合わせた合唱やソリストの独唱に続いて、神戸女学院の飯謙理事長・院長が平和を願うクリスマスメッセージと祈りを捧げ、クライスト・キャンドルに点火した。

 飯理事長は「災害や紛争などに心を痛め、恐怖や戸惑いを覚えることが多い時代だからこそ、私たちが互いに支え合うという聖書のメッセージをともに確認できれば幸いだ」、一般参加した兵庫県宝塚市の92歳の女性は「4年ぶりに参加して学生たちの姿に感動した。来年の参加を心待ちにしている」とコメントしている。

参考:【大学プレスセンター】神戸女学院が4年ぶりに一般参加者を招いてクリスマス礼拝を実施、世界平和への祈りを共にする ― 150年近い歴史の中で初めてメディアにも礼拝の様子を公開

神戸女学院大学

国際的な視野を兼ね備えた、知性と理性のある心の豊かな女性を養成

1875年の創立以来、140年以上にわたる歴史と伝統を誇る神戸女学院大学。教育の柱である「リベラルアーツ&サイエンス」「国際理解」「キリスト教主義」に基づき、豊か人間性を育み、知性、感性のバランスのとれた、真にやさしく、たくましく、世の中に貢献できる女性を育成[…]

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